年商10億の社長との大恋愛

新潟から東京に出てきたのは25歳の誕生日を迎える数ヶ月前でした。
働くところと住むところは決めたものの、知り合いはゼロ。。毎日会社と寮の往復、慣れない環境で少し疲れていました。弱音を吐く相手もいないので寂しいときはSEAMOの「Continue」をずっと聴いてました。今でも歌詞を覚えてるくらい、なぜか元気がでる曲です。


3ヶ月くらい経った時に、仕事の飲み会がありました。そこで出会ったのがA君でした。新潟から出てきたばかりの田舎娘からすると、紳士的で洗練されていて、話し方も物腰も柔らかく、笑顔もスーツ姿も何から何まで素敵でした!!一瞬で恋に落ちたけど、私には手が届かないひとだな〜と思っていました。その時は名刺交換だけしました。

1ヶ月くらいたったある日、自分の部屋でお化けにうなされました。本当なんです!!耳元でうなされたんです…めっちゃ怖かった>_<
心細くなり、誰かに連絡をとろうとした時…ふとA君の事が頭によぎり、そのまま電話をしました。事の経緯を話すとA君大爆笑😂!!「またお化けがでたら、自分のところに連絡するように!」と言われ、お食事をする約束もしました♡

初めてのデートはA君が予約してくれた六本木の高級焼肉屋さんでした。その時はA君の仕事や仲間とやっているボランティアをしている話を聞いて、こんなに素敵なのに、若いのに社長なのに超気さくで私の話も一生懸命聞いてくれるA君に高感度しかありませんでした。会って数時間なのにどんどん惹かれていく…
少しほろ酔いになり始めた時にA君がソワソワし一言
A君「俺、クラブに行きたい!」
わたし「えっ!・・・わたしもいくよ!」
A君「あっ、ほんと?いこいこ^ ^」
まさかのA君はクラブ大好き男でした…私はクラブが大の苦手>_<さっきまで高かったテンションが下がる〜…

連れて行かれた先は、日本人より外人がめちゃくちゃ多いところ。皆、ノリが良くて上京間もない私には慣れない、心臓が痛いー…>_<…

ドリンクもらったら、A君は1人ですぐに踊りに行っちゃった。やっぱりだめか…
しょんぼりしている私に
外人「hey,彼女〜踊らない?」とナンパ。
勿論やけくそで踊ることにしました。
外人とよくわからない踊りをしていたら、A君がきて、
A君「もう、店出るよ」と素っ気ない一言。
もしかして…

そう、A君は外人と踊ってるわたしをみてヤキモチやいたのでした!
ヤキモチ妬くっていうことは、わたしはちょっぴり特別なのかもしれない♪ほのかに期待してしまう…
その日は家まで送ってもらいました。

東京に来て一番ドキドキした一日でした。